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2005-03-18 ArtNo.35198
◆Aramco、IOCと合弁で原油備蓄計画への参画希望
【ニューデリー】インド政府はエネルギー・セキュリティーの上からアンドラプラデシュ州Visakhapatnamとカルナタカ州Mangaloreに500万トンの原油貯蔵施設を設けることを計画しているが、Saudi Aramcoが、Indian Oil Corporation (IOC)と手を組み同プロジェクトに参画することを希望している。
ビジネス・スタンダードが3月16日伝えたところによると、Shankar Aiyar石油天然ガス相は15日の国会上院における答弁の際、以上の消息を明らかにした。それによると、貯蔵施設のコストは1650クロー(US$3.79億)、備蓄される原油のコストは原油の市場価格にもよるが6000クロー(US$13.78億)前後と見積もられる。Saudi AramcoはIOCとの協議の席上、インドの原油戦略備蓄のメンテナンスに協力する意向を表明した。しかしまだ正式の申し出は提出されていない。
以上の備蓄量は15日分の国内消費量に相当し、既存の730万トンの原油貯蔵量と680万トンの石油製品貯蔵量を補完することになる。既存の原油貯蔵量は19日分の消費量に相当する。インドは原油必要量の70%を輸入している。輸入量の67%は湾岸諸国からのもので占められている。2003-04年の国内原油生産量は3337万トン、これに対して必要量は1億1868万トンだった。
ONGC Videsh Ltd (OVL)はベトナム、スーダン、ロシア、イラク、イラン、ミャンマー、リビア、シリア、オーストラリア、象牙海岸における石油・ガス開発に参画している。OVLは他の公共部門石油会社と手を結び、カザフスタン、クウェート、イエメン、カタール、アンゴラ、キューバ、シエラレオーネ、バングラデシュ、エクアドル等の国でも石油ガス鉱区探査開発権の獲得を図っている。イランからパキスタン経由でガスを輸送するパイプラインの建設に関する交渉も開始されており、またミャンマーからバングラデシュを経由してガスを輸入するための3国閣僚会議が2005年1月にヤンゴンで催され、原則的合意が成立したと言う。
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