【ハイデラバード】カリフォルニア拠点のインド人系ネットワーキング＆セキュリティー・ソリューション・プロバイダー、Juniper Networks Inc(JNI)は急成長する無線LAN(local area network)、取り分けWi-Fi(Wireless Fidelity:IEEE802.11b規格準拠の無線LAN製品)アプリケーションに照準を合わせている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月2日報じたところによると、ＪＮＩインド／南アジア地域協力連合(SAARC)諸国担当カントリー・マネージャー、Java Giridhar氏はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、企業の情報担当責任者(CIO:chief information officers)は、世界的に法人セキュリティー上の試練に直面している。ワイヤレス・ネットワークの利用が普及する中でＣＩＯは、ワイヤレス・ユーザーにセキュリティー保護を提供する際、Wi-FiあるいはＬＡＮ環境の何れを選ぶか選択を強いられている。ＪＮＩによるNetScreenや一連のセキュリティー・ソリューション買収は、セキュリティー市場におけるプレゼンス確立を目指したものである。ＪＮＩが中国に設けた研究開発(R&D)部門は、様々な法人アプリケーションを統合し、ワイヤレス・ユーザーにセキュリティー保護を提供するプラットフォームを開発した。インドの様々なテレコム・サービス業者は、他国の同業者や企業と同様、ワイヤレス・セキュリティー・アプリケーションに順応しつつあり、インドは、中国、アジア太平洋地域とともに、ワイヤレス接続の主要市場として浮上しつつあると言う。