NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2005-04-11 ArtNo.35332
◆温首相、IT領域における中印協力呼びかけ
【バンガロール】インドを訪れた中国の温家宝首相は、最初の訪問地カルナタカ州Bangaloreにおいて情報技術(IT)領域における協力を強化し、両国が手を携えて世界市場を開拓することを提案した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが4月11日報じたところによると、Tata Consultancy Services(TCS)のバンガロール・センターを10日、訪れた温首相は「両国が手を組むなら世界のIT産業をリードすることができ、アジアの世紀の幕開けを告げることもできる」と訴えた。
同相によるとインドのソフトウェア領域における強みと中国のハードウェア領域における強みを合わせるなら国内や域内、ひいては世界市場の需要に応じることができる。
ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Service Companies)会長も務めるTCSのS. Ramadorai重役(CEO)は席上、「中国には電話やインターネットの普及率に関する情報は存在するものの、信頼できるデータに乏しい」とし、中国がNASSCOMに類似したIT業界団体を組織するのを支援する考えを表明した。これに対して温首相は、同提案を検討する考えを明らかにした。
温首相はこの日、インド科学大学(IIS:Indian Institute of Science)、インド宇宙調査機構(ISRO:Indian Space Research Organisation)、中国のIT企業、Huawei Technologies(華為技術有限公司)の現地子会社等を視察したが、インド科学大学では自由チベットのプラカードを掲げたチベット人が反中国スローガンを唱え、警官に退散させられる一幕も見られた。
インド駐在のSun Yuxi中国大使がこれ先だってマスコミに語ったところによると、両国国境問題の原則的合意に向け詰めが進められている。しかし依然として複数のマイナーな修正が必要と見られ、最終合意までにはなお数年を要する可能性が有る。大使はまた温首相の訪問期間に「両国間の自由貿易協定(FTA)を巡り何らかの結果が得られるのは明らか」と指摘した。
温首相の9日から4日間にわたるインド訪問にはZTE、Sino Steel、Huawei、Dalian Shide等140社以上の中国企業代表が随行している。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.