SEAnews 2005-04-11 ArtNo.35333

【アーマダバード】Yamaha Electronics Asia Pte Ltdはインドのホーム・シアター・システム市場の主要なシェア獲得を目指している。同社のアジア太平洋地域における年間売上1500万米ドルの約40％がインドにおける売上で占められている。
ビジネス・スタンダードが4月9日報じたところによると、Yamaha Electronicsのインドにおけるディストリビューターを務めるSavoy Electronics Pvt Ltd(SEPL)のJ S Bhatty重役(MD)はYamaha Sound Projectorシステムの発表会の席上、以上の消息を語った。それによると、昨年のインドにおける売上は400万米ドルに達した。過去2年間の成長率は40％以上で、それ以前の20％未満の成長率を大きく上回っている。しかしハイ・プライスが一層の成長を妨げている。目下ホーム・シアター・システムはマレーシアで製造されており、38％の輸入関税と20％の入境税が課されている。
Yamaha Electronics Asia Pte LtdのDedy Wijaya営業主任によると、今回発売されたサウンド・プロジェクターは、42ドライブ・ユニット(ｽﾋﾟｰｶｰ&ｳｰﾌｧｰ)がワン・ボックスに収められ、幅は52インチと、52インチ・プラズマ・テレビジョンにフィット、価格は9万5000ルピー。8ヶ月ほど前に発売されて以来、日本で2000ユニット、米国と欧州で5000ユニット以上が販売された。インドと他のアジア諸国でも今後販売されると言う。