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2005-04-11 ArtNo.35337
◆Neelachal、US$2.3億投じ条鋼製造計画
【ブーバネスワル】Minerals and Metal Trading Corporation (MMTC)とオリッサ州政府の合弁に成る銑鉄製造会社Neelachal Ispat Nigam Ltd (NINL)は、1000クロー(US$US$2.3億)を投じて条鋼の製造に乗り出す。
ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月8/9日報じたところによると、NINL会長を務めるMMTCのSD Kapoor重役(MD)とNINLのS K Sarna重役(MD)は、このほど以上の消息を語った。それによると、1000クローの拡張計画では年産100万トンの鉄鋼溶解設備(steel melting shop)と線材棒鋼製造設備(bar and rod mill)が設けられる。工期は3年で、負債/自己資本比率は1:1。以上の前方統合化計画のコンサルタント入札には、Dastur & CoとMetallurgical & Engineering Consultants India Ltd(Mecon)が応札、目下選考が進められている。
国内の鉄鋼需要、取り分け条鋼製品の需要は拡大しており、2004-05年の鉄鋼国内消費量は前年比7-8%増の3800万トンに達したものと見られる。
NINLは2004-05年度に71クロー(US$1631万)の純益を計上、2002年に操業を開始して以来初めて黒字転換した。2004年8月には110クロー(US$2526万)の純損失を計上しており、この点からも目覚ましい業績の改善と言える。今会計年度は、売上を昨年の1100クロー(US$2.53億)から1600クロー(US$3.67億)に拡大、150クロー(US$3445万)の純益計上を目指す。
銑鉄製造コストの引き下げと市場環境の改善、取り分け冶金用コークスのキャプティブ生産がこうしたNINLの目覚ましい成長に寄与した。NINLはコークスの製造を手がけるKonark Met Coke Ltd (KMCL)を合併した。
2004-05年の熔銑(hot metal)生産量は前年比31%増の61万6000トン、銑鉄は同35%増の55万2000トン、高炉用コークスは35万2000トン、焼結物は81万3000トンを記録した。インドの銑鉄生産に占めるNINLのシェアは約25%をマーク、銑鉄の輸出量は前年比188%増の27万8000トン、390クロー(US$8957万)と、国内のトップに立った。焼結炉とコークス炉の設備稼働率は80%以上に達した。この他、粒状スラグ(granulated slag)20万トン、タール(crude tar)1万7000トン、硫安5000トンも生産、セメント業界や農業部門に供給した。2005-06年には前年比22%増の熔銑75万トン、銑鉄67万5000トン、同56%増の高炉用コークス66万トンの製造を目指している。
またキャプティブ発電施設は240億ユニットの余剰電力をGrid Corporation of Orissa (Gridco)に供給した。2005-06年上半期にはガス・タービンが稼働するため、電力売上は一層拡大する見通しだ。
2004-05年には高炉用コークス11万7000トンをVizag Steel Plant/Bokaro Steel Plant/Mid-East Steel Co(Mesco)/Kalinga Iron Works等に供給した。
NINLはまたオリッサ州Sundergarh/Keonjhar両県に年産200万トンの鉄鉱山を開発している。これらの鉱山は2年内に生産を開始すると言う。
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