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2005-04-13 ArtNo.35344
◆インド・中国、シッキム/チベット帰属紛争に終止符
【ニューデリー】インドのManmohan Singh首相と中国の温家宝首相は11日、シッキムがインドの不可分の領土であり、またチベット自治区が中国に帰属することを互いに承認する共同声明に調印、これによりシッキムを巡る両国間の30年に及ぶ紛争に終止符が打たれた。
エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥーが4月11/12日報じたところによると、この日の共同声明には、『国境紛争解決のための政治的パレメーター及び指導原則(political parameters and guiding principles for the settlement of protracted border disputes)』、『実効支配線(LAC:Line of Actual Control)』に関わる軍事領域における『信頼譲成措置(CBM:Confidence Building Measures)の実行手順』、『両国間航空交通のアップグレード』等に関わる12件の合意事項が含まれ、中国政府はシッキムが最早両国間の争点にはならないことを保証、インド政府は自国内でチベット人に反中国的政治活動を行わせないことを確認した。両国は、国境確定作業に際しては相互に受け入れ得る調整を行うことで合意した。
その実、この日の共同声明はシッキムを巡るここ数年間の両国の暗黙の了解を確認したもので、2003年にAtal Bihari Vajpayee前首相が北京を訪問した際、中国側は最早シッキムを両国間の紛争課題にせぬことを認めた。これに伴いシッキム州Nathulaにおける国境取引が公式の貿易ルートとして認知され、また中国政府はバリにおけるASEANサミットの会場において、中国外務省のウェブサイトからシッキムを削除することを、インド側に伝達した。一方、中国はインド政府がダライ・ラマとその支持者に対してより厳格な姿勢を示し、インド国内における反中国的政治活動を認めぬよう求めていた。しかしシッキムを巡る両国間の長年の紛争が一夜にして解決することに対する懐疑は依然として存在するようだ。
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