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2005-04-25 ArtNo.35420
◆三菱商事、中国からインドに重心シフト?
【ニューデリー】三菱商事のトップ・オフィシャルは、地元紙のインタビューに対して投資計画の照準を中国からインドにシフトしつつあることを示唆した。
エコノミック・タイムズが4月22日報じたところによると、三菱商事の小島順彦社長はこのほど同紙のインタビューに応じ、「インドと中国はキー・マーケットとして共に重視している」とする一方、同社の投資計画の上からは「インドは中国に優っているかも知れない」と付言した。
小島氏によると、『中国と日本は政治的に冷たく、経済的には熱い関係』、『インドと日本は政治的に熱く、経済的に冷たい関係』と評されているが、同社はこれら両国との関係を政治的にも経済的にも熱いものに転換することを目指している。
三菱はインドにおけるプレゼンスを拡大する上から、投資機会を探っており、雇用も拡大する。現在はインドに約100人を配置している。
三菱はインド企業14社に出資しているが、支配権益を保持するものは少ない。これらの企業にはBirla NGK InsulatorsとSnowman Frozen Foodsが含まれる。この他、化学、鉄鋼、電子、自動車コンポーネント等の企業に関係している。
実際のところ、この種の戦略的投資からの収入が、三菱商事の収入の70-80%を占め、貿易収入は全体の20-30%に過ぎない。
三菱商事のインド投資は目下のところ取るに足りないが、状況は変化している。鉄道、空港、通信、発電、上下水道等、インフラストラクチャーは一つの潜在的投資領域と言える。三菱商事は3社コンソーシアムの一員としてDelhi Metroプロジェクトを完成させた実績を有する。
インド消費者市場におけるプレゼンスを強化するため、地元パートナーと手を組み食品の小売り/流通業務に進出する機会を探っており、またエレベーターの販売・保守も計画している。
この日小島氏は、P Chidamabaram蔵相と会談、デリー地下鉄に試乗、インド日本イニシアチブ(IJI:India Japan Initiative)及びインド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)メンバー企業トップと会談等、忙しい一日を過ごしたと言う。
インド日本イニシアチブ会長を務めるGitanjali Kirloskar女史によると、地政学的現実からすれば、インドは中国に代わるパワフルなビジネス・パートナーを務めることができると言う。
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