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2005-04-25 ArtNo.35427
◆シェル、フレキシブル・スポット価格でPetronetに対抗
【ニューデリー】Royal Dutch/Shell GroupとフランスのTotal Gaz Electricite Holdingsは21日、グジャラート州Hazira港において液化天然ガス・タンカー“Gemmata”からのLNGの陸揚げを開始、『Hazira LNG Terminal and Port』を公式オープンした。
インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月21/22日報じたところによると、3000クロー(US$6.89億)以上を投じて建設された年間処理能力250万トンのターミナルを経営するHazira LNG Ltd(HLL)にはシェルが74%、Totalが26%、それぞれ出資している。同キャパシティーは最終的に1000万トンまで拡張される予定だ。
HLLは、ライバルPetronet LNGがオファーする相対的に低い価格に対抗するためフレキシブル・スポット・プライシング・モデルを採用、マーケッティングに拍車をかけている。LNGは通常、take-or-pay条項を含む20~25年の長期契約により取引されるが、HLLはバイヤーに比較的自由に解約を認めるユニークな契約モデルを採用している。
HLLは、既にGujarat State Prtroluem Corporation (GSPC)の契約を獲得、この日早速供給を開始した。HLLはこの他、グジャラート州沿岸の多くの発電所や肥料工場と商談を続けている。HLLのLNG価格は12%の販売税を含め1MMBTU(million metric British thermal units)当たり4~4.5米ドルと、Petronetがグジャラート州Dahejターミナルから供給するLNGの長期契約価格を上回るが、Shell Gas & PowerのMarc den Hartog取締役は「契約の柔軟性がセールス・ポイント」と語る。同氏によると、HLLの顧客は国際市場における有利な条件によりガスの供給を受けられ、価格は1mmbtu当たり6~8米ドルの国際スポット価格を下回ると言う。
一方、Hazira港に隣接してバラ荷貨物処理施設とコンテナ埠頭を設ける計画のシェルは、恐らくEssarグループ及び港湾開発のノーハウを備えた海外パートナーと手を結ぶものと見られると言う。
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