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2005-05-11 ArtNo.35513
◆二輪車メーカー、輸出拡大に全力
【ムンバイ】国内販売の成長が鈍化する中、二輪車メーカーは、周期的景気後退のリスクを回避し、またコスト競争力を生かす上から輸出に益々力を入れている。
エコノミック・タイムズが5月8日伝えたところによると、二輪車輸出は過去2年間に60%以上の成長を遂げ、二輪車販売全体の約5%を占めている。二輪車メーカー筋によると、二輪車輸出については、輸出先の関税構造により、完成車(CBU:completely built units)輸出と完全ノックダウン(CKD:completely knocked downs)キット輸出の2方式が採用されている。輸入関税率がインドのそれを下回る国に対してはCBU方式が、輸入関税率がインドのそれを上回る国にはCKDキット方式が、それぞれ採用されている。CKDキット方式を採用する際は、相手国に現地合弁の組み立て施設が設けられる。
Bajaj Auto Ltd(BAL)の2004-05年の輸出は前年比43%増加、同社は同業他社の先頭に立っている。近隣諸国への輸出に加え、カワサキ・ブランドやカワサキの流通網を利用したWind 125、Pulsar、Discover等の輸出を計画している。インドネシアには、マルチ・フランチャイズ・ディーラー網を構築するが、将来は独自のディーラー網を設ける計画と言う。
TVS Motorsはインドネシアの他、イラン、ベトナム、タイ等の開拓を目指している。インドネシアでは5000万米ドルを投じて当初年産12万台の二輪車工場を設ける準備を進めている。
ヤマハもこれらの市場への輸出を計画しているが、大部分の市場に親会社のホンダが既に工場を設けているHero Hondaの輸出機会は限られている。
インド二輪車メーカーの主要輸出市場には、ASEAN、南アジア、中東、アフリカ、ラテン・アメリカが含まれ、取り分けインドネシア、フィリピン、タイ、ベトナムの潜在性が大きい。これらの市場では主に200cc以下のモーターサイクルの需要が大きい。これに対して欧州や米国における需要は200cc以上のモーターサイクルに集中しているため、インド製二輪車の輸出機会はそれほど大きくない。
インドの2004-05年度の二輪車輸出は前年比39%増の36万6000台をマークしたものと見られ、各社別に見ると、BALが12万9000台、Hero Hondaが6万4067台、TVS Motorsが4万9060台と続く。インドの二輪車輸出は向こう2年間も年率30%以上の成長が見込まれると言う。
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