SEAnews 2005-07-18 ArtNo.35942

【バンガロール】Hewlett Packard (HP)と地元情報技術(IT)企業大手Wiproは、両社間のGlobal System Integrator (GSI)パートナーシップをＨＰ社のオープン・ビュー・スイート・ソフトウェアの全ポートフォリオにまで拡張することで合意した。これにより両社の協力関係は一層拡大強化された。
デカン・ヘラルドが7月15日伝えたところによると、ＨＰ社のDavid Geeマーケッティング副社長(ｿﾌﾄｳｪｱ・ﾋﾞｼﾞﾈｽ担当)は14日記者会見し以上の消息を語った。それによると、Wiproはインドにおける最初のＧＳＩで、ＨＰ社にとってキー・インプリメンテーション・パートナーである。新アレンジの下、WiproはＨＰ顧客に、ＨＰはWipro顧客にアクセスでき、ＨＰのソフトウェア・ライセンスおよびWiproのサービス売上が向こう3年間に急成長する見通しだ。
ＨＰはまたインドにおける別のＧＳＩ2社、Satyam及びHindustan Computers Limited (HCL)との提携を強化することを望んでいる。Wiproとの提携は一段と進んだ段階を迎えたが、他の2社との提携は依然非公式な段階にある。
ＨＰは2004年12月期の売上を基準にすれば、インドのネットワーク・マネージメント・ソフトウェア市場における21％のシェアを占め、トップに立っている
市場調査会社ＩＤＣの2005年報告書によると、ＨＰ社のインド・ビジネスは200％以上の成長を記録した。ＩＤＣによれば、ネットワーク・マネージメント・ソフトウェアを含むインドにおけるシステム・インフラストラクチャー・ソフトウェア市場は2004～2009年の間に年率26.7％の成長が見込まれると言う。