SEAnews 2005-07-25 ArtNo.35986

【チェンナイ】年商15億米ドルのコンピューター周辺機器メーカー、Logitech Incのインド子会社Logitech Electronic India Pvt Ltd(LEIL)はワイヤレスのマウス及びキーボードの販売に本腰を入れている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月19日報じたところによると、ＬＥＩＬのMoninder Jainカントリー・マネージャーはこのほど以上の消息を語った。それによると、ワイヤレス・マウスと同キーボードは半年前には月間約1000ピースが販売されたが、今では5000ピースに拡大、今年末までに1万ピース前後に達する見通しだ。
インドでは2004－05年に363万ユニットのパーソナル・コンピューター(PC)が販売されており、それに比較すれば上記の数字は微々たるものだが、成長率は目覚ましく、今後の成長の潜在性も大きい。
高品質なワイヤード・マウスのコストは1500ルピー、これに対してワイヤレス・マウスのそれは2500ルピーと、ＰＣ購入に3万5000～4万ルピーを支出するバイヤーにとって、その差は気にならないものと見られる。Logitechは最近、ワイヤレス・ヘッドセットも発売した。インドにおけるこの種のブルートゥース(Bluetooth)モバイル装置の市場潜在性は非常に大きい。インドの携帯電話契約者は今年5月時点で5365万人に達したが、大部分の携帯電話端末はブルートゥース・インターフェース機能を装備していると言う。