NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2005-08-03 ArtNo.36046
◆日印バイオサイエンス、幹細胞研究でOwaisi Hospitalと提携
【ハイデラバード】タミールナド州Chennaiを拠点にする日本資本とインド資本の合弁会社Nichi-In Biosciences(NIB)は、アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のOwaisi Hospitalと手を結び急性/慢性肝臓障害の治療法を研究する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月2日報じたところによると、NIBのSamuel J.K. Abraham取締役はこのほど以上消息を明らかにした。それによると、Owaisi Hospitalの肝臓研究診断センター(Centre for Liver Research & Diagnostics)における関係プロジェクトには、神奈川県拠点のバイオテクノロジー会社メビオール(Mebiol Inc)が技術支援を提供する。
インドには急性・慢性肝臓障害の患者が多数存在するが、臓器移植を除き有効な治療法が存在しない。臓器移植は高価で、臓器の提供者も限られているため、一般のインド人がこの種の治療を受けるのは難しい。新プロジェクトは幹細胞(stem cells)の研究を通じて肝臓障害の新治療法の開発を目指す。
Owaisi HospitalのDr C.M. Habibullah氏とそのチームは肝臓障害の治療に細胞療法を応用、数日から数週間で効果が現れることを確認した。しかし幹細胞の供給不足が同治療法の制限要因になっている。新プロジェクトでは、利用可能な幹細胞の種類の研究やヒトの体内における幹細胞寿命の延長を通じ、同障害の克服を図る。
メビオールは、幹細胞を含む様々な細胞や細胞株(cell line)の成長を促す非生物合成材料を開発した。同材料は医療における幹細胞の利用を拡大する大きな潜在性を有する。今日、糖尿病、角膜障害、血液ガン等、様々な疾患への細胞療法の応用が研究されている。
NIBはインドで3件の共同研究を進めており、チェンナイ市内に病院等における細胞治療(cell therapeutics)の普及を目指す再生医療センター(Centre for Regenerative Medicine)を設けている。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.