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2005-08-10 ArtNo.36086
◆輸出入業者、ジャワハルラルネール港渋滞の対策要求
【コルカタ】マハラシュトラ州Mumbaiを最近襲った洪水の後遺症も手伝ってJawaharlal Nehru港における貨物処理の渋滞が一層深刻化する中、輸出業者や輸入業者は、インド政府に、早急に対策を講じるよう求めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月9日報じたところによると、輸出入業者らは、「Nhava Sheva International Container Terminalを含むジャワハルラルネール港における今日の貨物渋滞は、単一の港湾に過度に依存した結果であり、取り分け最近の洪水により、その弱点が暴露された。このため運輸業者が東西両岸の他の港湾を利用するよう、政府は何らかの措置を講じる必要がある」と見ている。
ジャワハルラルネール港はインド国内のコンテナ貨物の60%近くを処理している。業界筋の見積もりによれば、内陸コンテナ・デポ(ICD)に送られるおよそ1万4000の輸入コンテナがジャワハルラルネール港のターミナルに山積みされている。毎日新たに1000の輸入コンテナが到着しており、この他、各地のICDには毎日同港向けの輸出コンテナ5000余りが出荷を待っている。さらに輸出貨物各90コンテナを積載した50両の貨車がジャワハルラルネール港とデリーを結ぶ鉄道路線の様々な地点に待機している。こうした状況からすれば、各地のICDとコンテナ貨物ステーションが、破裂寸前の状態にあるのも、驚くに当たらない。
例えば急増する中国を含む極東からの輸入貨物は東海岸の港湾で陸揚げすべきであり、わざわざ混雑するジャワハルラルネール港に輸送する必要はないと言う。
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