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2005-08-19 ArtNo.36151
◆インド後発医薬品会社、欧州生物薬剤市場開拓に照準
【ムンバイ】インドの製薬会社は、欧州医薬品審査庁(EMEA:European Medicines Evaluation Agency)が後発生物薬剤(biopharmaceutical)ガイドラインを発表したことから、欧州後発生物薬剤市場の開拓に本腰を入れる構えだ。
エコノミック・タイムズが8月16日報じたところによると、WockhardtやBiocon等の地元製薬会社は、糖尿病治療用のインシュリンや腎臓障害/癌性貧血治療用のエリスロポエチン(erythropoietin)等、欧州後発生物薬剤市場の潜在性に注目している。これまで欧米の後発生物薬剤規則は不透明であったため、地元のバイオテクノロジー企業は、両市場の開拓に本腰を入れることができなかった。しかしEMEAが新ガイドラインを発表したため少なくとも欧州市場における障害は除去された。
 BioconのAjay Bharadwaj社長によると、同社は新ガイドラインを研究、関係申請に必要なデータをほぼ準備した。エリスロポエチン、インシュリン、ヒト成長ホルモン、顆粒球コロニー促進因子(GCSF)等の領域に注目しており、またドイツ、英国、フランス、スペイン、イタリア、オランダ、ポーランド等、欧州の主要国全てをターゲットにしていると言う。
 Wockhardtスポークスマンは、来年末までにエリスロポエチンの申請を提出、2008年までに欧州市場進出を果たす考えを明らかにした。
 向こう10年間には少なからぬヒット薬品の特許期限が切れるため、後発生物薬剤市場の急成長が予想される。Frost & Sullivanは、欧米の後発生物薬剤市場は年率69.8%の成長を遂げ、2011年には163億9000万米ドルに達すると予想している。欧州連合(EU)のエリスロポエチン市場だけで現在11億米ドルの規模を有すると言う。
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