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2005-08-22 ArtNo.36164
◆Reliance、製油能力拡張に伴い石化計画加速?
【バンガロール】Reliance Industries Limited (RIL)はグジャラート州Jamnagarにおけるナフサ・クラッカーおよびプラスチック製造下流部門施設の拡張計画に見直しを加えている。
エコノミック・タイムズが8月20日、消息筋の言として伝えたところによると、RILはジャムナガル製油所の拡張でナフサの生産量が増大するのを機に150万トンのエチレン製造能力を備えたナフサ・クラッカーの建設計画を間もなく発表するものと見られる。
内外の石油化学市場の活況でポリマー市況も上げ潮に乗っており、RILはこうした環境を背景に石油化学プロジェクトに見直しを加えているものと予想される。加えてテレコム/電力/金融サービス部門を分離したRILは、中核ビジネスに力を集中する条件が整っている。
RILは1990年代半ばに年産80万トンのエチレン製造能力を備えたナフサ・クラッカーを設ける計画を発表、政府の認可も得たが、国際石油化学市況の低迷とテレコム事業への投資拡大に伴い、石油化学プロジェクトを棚上して来た。
しかしRILのMukesh Ambani会長は最近、2万5000クロー(US$57.418億)を投じて2009年3月までに段階的にジャムナガル製油所の原油年間処理能力を現在の2倍の6000万トンに拡張する計画を発表、石油化学領域への投資拡大も示唆した。
観測筋は、「石油精製能力の拡張は、様々な下流部門石油化学プロジェクトに2万クロー(US$45.9347億)を投資する機会を生じさせる」と指摘する。しかしRIL筋はこの点に関するコメントを控えた。
ナフサ・クラッカーの建設は石油精製能力拡張に伴って生じる投資機会の1つだが、観測筋は、もう一つの可能性として、原油精製の過程で生じる石油コークスのガス化を指摘する。これにより得られた合成ガスは発電燃料の他、メタノールやホルムアルデヒドの原料になると言う。
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