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2005-08-29 ArtNo.36203
◆NALCO、Vizagアルミ事業にUS$20.67億投資準備
【ハイデラバード】国営National Aluminium Corporation(Nalco)は、アンドラプラデシュ州Visakhapatnam(Vizag)に9000クロー(US$20.67億)を投じ、アルミナおよびアルミニウムの精錬施設を設ける案を州政府に提出した。
ビジネス・スタンダードが8月26日、アンドラプラデシュ州政府筋の消息として伝えたところによると、NALCO代表は数日前に州政府オフィシャルと会談、ボーキサイト鉱区の割り当てを求めるとともに、上記投資計画を提出した。
同地区には6億トン強のボーキサイト資源が存在し、内2億4000トンは既にJindal Groupに割り当てられている。Jindalグループはやはり9000クローを投じてアルミナとアルミニウムの精錬施設を設けることを計画している。この他、オーストラリア企業BHP Billitonも最近3億トンのボーキサイト資源割り当てを申請しており、さらにEssar Groupと別にもう1社も同地におけるアルミ事業に関心を表明している。
Jindalグループと覚書を交換した州政府は、別にもう1社にボーキサイト資源を割り当てる計画で、公共部門のNalcoに優先権を認めている。しかしNalcoはこれまでに州政府が提起した条件の大部分の受け入れを拒んでいる。またNalcoが今回提出した投資計画の額は州政府の期待を下回ったようだ。州政府はAndhra Pradesh Mining Development Corporation(APMDC)からボーキサイトを購入するよう求めているが、Nalcoは独自の鉱業ライセンスを申請した。Nalcoは総収入の0.5%を地元民、取り分け少数部族の福利に支出すると言う条件にも態度を保留している。州政府はこの他、森林伐採費用を自弁するよう求めている。
興味深いことにJindal South West(JSW) Holding Limitedはこれら全ての条件を受け入れ、州政府と覚書を交換したとされる。
州政府は、このため同州におけるアルミ事業に関心を表明した全ての企業に詳細計画の提出を求め、これらの報告を比較検討した上で最終方針を決めると言う。
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