SEAnews 2005-10-05 ArtNo.36447

【北京】ＩＢＭのパーソナル・コンピューター(PC)ビジネスを買収、世界第3のコンピューター・メーカーになった中国のLenovo Group(聯想集団)は、インド本社を設け、中国おける成功をインドでも再現する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが10月1日伝えたところによると、LenovoのYang Yuanqing(楊元慶)会長はこのほど地元紙に以上の消息を語った。それによるとLenovoはスケジュールを8ヶ月早めて10月15日から第2段階の事業再編に着手する。同再編計画の下、5つの地域本部を設置する。
既に、米国、欧州、中東、アフリカ、アジア太平洋地域に拠点を有するLenovoは、新たに中国に地域本部を設ける。この結果、Lenovo ChinaとLenovo Internationalが誕生する。
またインド、ロシア、ブラジル等の新興市場の開拓に力を入れる戦略の一環としてインド本部を設置する。
最近、インドとドゥバイを訪問した楊氏は、中国で成功したビジネス・モデルを応用するなら、これらの新興市場がLenovoの成長の牽引役を務めるとの確信を抱いたと言う。