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2005-10-12 ArtNo.36490
◆ケララ州のソフトウェア専門家給与上昇
【コーチ】益々多くのソフトウェア企業がケララ州にデベロプメント・センターを設ける理由の一つは、テクノポリスとして広く認知されたカルナタカ州のBangalore等に比べ、同州は低コストな投資地と見なされているためと見られる。しかしこうした状況は急速に変化しつつある。
ザ・ヒンドゥーが10月9日伝えたところによると、ソフトウェア企業の主要な支出項目に数えられる給与は、ケララ州においても全国的潮流と軌を一にして上昇している。
業界アナリストによると、ケララ州を拠点にするソフトウェア企業の給与水準は過去2、3年間に急上昇し、今ではタミールナド州Chennai拠点のソフトウェア企業のそれと肩を並べている。ケララ州のトップソフトウェアー企業における初級ソフトウェア・エンジニアの月間給与は現在1万~1万2000ルピー(cost-to-company basis)で、小規模ソフトウェア企業であっても8000~1万ルピーとなっている。
ティルバナンタプラム拠点のソフトウェア会社SunTec Business SolutionsのRadhakrishnan Nair上級副社長兼人事主任によると、過去2年間にケララ州における給与は大幅に上昇した。経験を積んだ専門家の給与は、身につけたワン・セットの技術や、企業サイドの需要、本人のバーゲン能力等により大きく変動するが、初給ソフトウェア・スタッフの給与に関しては30~50%上昇したと言う。
Infosys、Tata Consultancy Services(TCS)、Wipro等が続々、ケララ州にデベロプメント・センターを設けたことから、ソフトウェア技術者の需要が急増した。ティルバナンタプラムのテクノロジーパークにおける就業者の数は、5000人に達するまでに7年を要したが、その後現在の1万人のレベルに達するには3年で足りた。
とは言えバンガロールのソフトウェア・タレントに対する需要は依然旺盛で、各社は必要な人材については如何なるコストを払っても確保しようと競い合っている。加えてバンガロールの生活コストはケララ州を大幅に上回る。
Nasscom-Hewitt Associatesの調査報告によると、インドにおける初給エンジニアの年俸中央値は、2003年の26万7000ルピーから2004年の29万ルピーに上昇した。ソフトウェア・アウトソーシング・ビジネスのブームで、IBS、US Software等の地元企業も業務を大幅に拡張、このため人材需要が急増した。SunTecのNair氏によると、給与は市場の人材需要を測定するバロメーターと言う。
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