SEAnews 2005-10-26 ArtNo.36589

【ムンバイ】インド政府は6000クロー(US$13.27億)以上を投じ、35のノンメトロ空港(non-metro airports)を開発する計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月22日報じたところによると、Praful Patel民間航空相はインド商業会議所(IMC:Indian Merchants Chamber)が21日主催した会議の席上、以上の消息を語った。それによると、これらの空港開発は黒字空港と赤字空港の適切な配分を実現する5クラスター・コンセプトの下に進められ、2006－07年に着工、2008－09年までに完成される。必要資金は借入により賄われ、それぞれのプロジェクトの財務・技術・法務担当国際コンサルタントも既に指名されている。
クラスター・コンセプトの下、投資家は採算性の見込める空港と不採算な空港のバランスをとることができる。目下、入札条件に関する最終的詰めが進められており、2、3週間内に方針が決定される。空港内の店舗等の経営は公共民間協力(PPP:public-private- partnership)コンセプトの下に進め、その収入を空港の建設費やアップグレードの費用に充てる可能性が検討されている。
民間航空省はまた農業省と生鮮食品を迅速に消費地に空輸する複合貨物輸送システムの研究を進めている。この他、マハラシュトラ州Nagpurを多角的ロジスティクス・ハブとして再開発する計画も準備されていると言う。