SEAnews 2005-11-11 ArtNo.36685

【ニューデリー】韓国の鉄鋼メジャー、Posco(Pohang Steel Company)は、オリッサ州における1200万トン鉄鋼プロジェクトを巡り30社に、港湾／水供給／環境／タウンシップ／鉄道等に関わる16件、合計2800万米ドルの調査契約を発注した。
エコノミック・タイムズが11月9日報じたところによると、PoscoのHo-Chan Ryu上級GMはオリッサ州BhubaneswarにおいてPTI通信に以上の消息を語った。それによると30社の半数はインド企業、残りは韓国企業。
プロジェクト候補地の選考はMetallurgical & Engineering Consultants India Ltd(Mecon)に、環境調査はM.N Dastur CompanyとNational Institute of Oceanography(Visakhapatnam)に、水供給調査はWater and Power Consultancy Services India Ltd(Wapco)に、港湾とその他のサイトの基礎設計はConsultancy Engineering Servicesに、鉄道建設調査はRail India Technical & Economic Services(RITES)に、それぞれ発注した。これらのプロジェクトには500人以上のインド人専門家と約250人の韓国人専門家が参加する。オリッサ州Paradipにおける5万2000クロー(US$115億)の鉄鋼プロジェクトに必要な政府所有地と民間所有地の買収申請は政府に提出した。民間用地の購入は既に認可され、間もなく正式の通達がなされるものと見られる。
Ryu氏はインフラ開発工事契約を発注したか否かに関して、コメントを控え、「詳細事業化調査が完了した後、方針を決める」と語った。