SEAnews 2005-11-16 ArtNo.36711

【ムンバイ】国際的な情報技術(IT)コンサルティング／専門サービス会社としての地歩を固めつつある、地元ソフトウェア開発会社Satyam Computer Services Ltd(SCSL)は、ハンガリーの著名な科学ＩＴ研究機関MTA SZTAKIと提携した。
エコノミック・タイムズが11月14日報じたところによると、SCSLはこのほど全国証券取引所(NSE:National Stock Exchange)に以上の報告を行った。それによると、両社の提携にはグリッド・コンピューティング(Grid Computing)やデータ・マイニング(data mining)等の先端的技術分野が含まれ、SCSLはMTA SZTAKI製品のマーケッティングの他、技術プラットフォームや新サービスの開発を引き受ける。
SCSLの共同創設者Rama Raju重役(MD)によると、同社はMTA SZTAKIのために後者の製品やサービスをカスタマイズする過程で、ワールド・クラスの研究及びサービス会社にアクセスし、その顧客ベースを拡大できる。
SZTAKIのPeter Inzelt取締役によると、SCSLの市場化及びデリバリー能力を利用することにより、SZTAKIは技術競争力を強化できると言う。