|
2005-11-21 ArtNo.36742
◆家禽ワクチンのHester、事業拡張にＵＳ＄５５３万投資
【アーマダバード】グジャラート州Ahmedabadを拠点に家禽用ワクチンの製造を手掛けるHester Pharmaceuticals Limited (HPL)は25クロー(US$553万)を投じて事業を拡張する。
ビジネス・スタンダードが11月18日伝えたところによると、HPLのRajiv Gandhi重役(CEO/MD)はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、家禽ワクチンの年産能力を現在の12億ドース(dose)から2006年10月までに48億ドースに拡大、家畜用ワクチンの製造にも乗り出す。また設備拡張後は国際市場におけるプレゼンスの構築を図る。HPLはまた、特定病原菌不在胚(specific pathogen-free embryos)ビールス繁殖、組織培養、細菌のバッチ発酵、凍結乾燥、乳剤製造等の技術を応用した家禽ワクチンの製造に乗り出している。
アンドラプラデシュ州、カルナタカ州、タミールナド州を中心とした南部市場に既にプレゼンスを築いた同社は、全国的なプレゼンスの強化を図るとともに、国際市場におけるプレゼンスの構築にも努め、取り分け中東及びアフリカ市場の開拓を目指す。
今年の売上げ目標は22クロー(US$487万)で、内95％が国内販売で占められる見通しだが、来年の売上げは、37クロー(US$819万)の達成を目指す。この内30クローは国内売上げ、7クローは輸出売上げで占められる見通しだ。2004－05年の税引き前利益は6.35クロー(US$140万)と、前年の1.95クローから226％の伸びを見た。純益は前年比269％増の3.94クロー(US$87万)をマークしたと言う。
|