【バンガロール】カルナタカ州とパンジャブ州における指導的セル式電話会社、Spice Telecom Ltd(STL)は、ヒマチャルプラデシュ州Baddi工場でGSM携帯電話端末を製造する計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月18日報じたところによると、STLのPrakash Nanani重役(CEO)は同紙に以上の計画を語った。それによると、ＳＴＬ子会社のSpice IT Peripheralsは当該工場で現在預金通帳印刷機の製造を手掛けているが、12ヶ月以内に1000ルピー以下の携帯電話端末の発売を計画している。STLは現在台湾製の低コスト携帯端末を独自ブランドで月間2万5000～3万5000ユニット販売している。携帯電話端末の独自製造を通じてセル式電話契約者の増加に伴う利益の拡大を図る。
インド・セル式電話業者協会(COAI:Cellular Operators Association of India)の統計によれば、国内のセル式電話契約者総数は5100万人を数え、急成長を続けている。2005年10月の契約者の増加数は200万人を突破、前月を4.15％上回った。
Navin Kaul営業主任(COO)によると、STLは、ヒマチャルプラデシュ州、ハリヤナ州、ジャム&カシミール州、ラジャスタン州、ウッタルプラデシュ州東部及び西部、合計6サークルの営業ライセンスを新たに申請、北部市場開拓を目指していると言う。