【プネー】情報技術(IT)製造業務と先端技術ソリューションの提供を手掛けるKPIT Cummins Infosystems Ltd(KCIL)は、2006年8月までの完成を目指し、1000万米ドルを投じて、マハラシュトラ州Pune近郊Hinjawadi Software Technology Park of India (STPI)における第2次拡張計画を進めている。
ビジネス・スタンダードが11月17日報じたところによると、KCILのRavi Pandit会長兼CEOはこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、第2ビルが完成したなら新たに2500人のスタッフを雇用する。既存の第1ビルには1800人が勤務している。増員後のスタッフは合計4300人になる。今年2月に着手された拡張計画では20万5000平方フィートの床面積が創出される。必要経費は内部資金とInternational Finance Corporationからの長期借入で賄う。
KPITは、Rajiv Gandhi STPIの第3次拡張計画が進められる際には、新たな敷地を取得する計画で、別にプネー市内の3カ所に新センターを設ける可能性も検討している。
今会計年度売上げは、昨年の5700万米ドルから7300万米ドルに30％の成長が見込まれる。引き続きＩＴ及びＢＰＯ(business process outsourcing)サービスに照準を合わせ、少なくとも国際顧客5社の優先納入業者になり、年商1億米ドルの達成を目指すと言う。