SEAnews 2005-11-25 ArtNo.36779

【ムンバイ】マハラシュトラ州Puneを拠点に情報技術(IT)及びＢＰＯ(business process outsourcing)サービス手掛けるKpit Cummins Infosystems Ltd(KCIL)は、米国のビジネス・インテリジェンス(BI)ソリューション・プロバイダー、SolvCentral.com Incとフランスのオフショア・コンサルティング・サービス会社Pivolの支配権益を買収する協定に調印した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが11月22／23日、KCILのボンベイ証券取引所(BSE)への報告を引用し伝えたところによると、KCILはSolvCentralの支配権益を200万米ドルで買収するとともに、残余株も向こう3年間にその時点の業績等を勘案した評価額で買い取ることで合意した。支払いは現金と株式で行う。
Pivol権益の買収価格は175万ユーロで、50％を現金で、残りを株式で支払う。やはり3年内に残りのシェアも買い取る。
KCILのRavi Pandit会長兼CEOによると、SolvCentralは主要ＢＩベンダーと良好な関係を築いており、これらのＢＩベンダーは将来KCILの優良顧客になる。KCILはまたPivolisを通じ、これまで未開拓だったフランス方面のオフショア・ビジネスを手に入れることができると言う。