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2005-12-02 ArtNo.36813
◆SemIndia、AMDとUS$30億ウエハー・ファブ建設
【ニューデリー】新たに組織された非居住インド人(NRI)コンソーシアム、SemIndiaは、半導体チップ・メーカー、Advanced Micro Devices Inc (AMD)及び政府と共同で向こう2~3年間に30億米ドルを投じ、インド初のチップ製造施設(chip fabrication plant)を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、ザ・ヒンドゥー、ビジネス・スタンダードが12月1日報じたところによると、3者は11月30日関係覚書に調印した。AMDは64~90ナノメートル技術を用いたマイクロプロセッサー及びロジック製造技術をSemIndiaに供与する。
SemIndiaのVinod Agarwal重役(CEO)によると、プロジェクトは来年離陸し、携帯電話、パーソナル・コンピューター(PC)、セット・トップ・ボックス等に用いられる半導体チップの世界需要に応じる。プロジェクト・コストはベンチャー・キャピタル、借入、戦略的パートナーシップ、中央・地方政府の出資を含む様々な方式のミックスにより賄う。
AMDのHector Ruiz重役(CEO)は、「SemIndiaのFATMP(fabrication and assembly test mark pack)オペレーションに、技術ラインセンス、ビジネス開発面で協力するとともに、関係プラントに出資する可能性も検討する」と語った。
Dayanidhi Maran通信情報技術相によると、中央政府は情報技術(IT)省を通じて出資する可能性を検討、当該プラントが建設される州の政府も出資を検討する。中央・地方政府は公共民間協力(public-private partnership)政策の下、会社法(Indian Companies Act)に基づき関係プロジェクトに最大24%出資することができる。資金調達方式やロケーション等、プロジェクトの詳細が決まった段階で同相は、大蔵省と同問題を協議する。この種のサイズのプラントは一般に2~3年で稼働する。
世界のチップ製造市場の規模は2200億米ドルと見積もられ、中国と台湾が主要な製造拠点になっている。インドの国内市場規模は今年末までに8億米ドル、2015年までに300億米ドルに達するものと見られる。AMDが現在インド市場の10%のシェアを占め、残りのシェアはIntel Corpが握っていると言う。
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