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2005-12-02 ArtNo.36827
◆生命薬学のSerum、近く2薬品お披露目
【プネー】マハラシュトラ州Puneを拠点にする国内最大の生命薬学(bio-pharmaceuticals)会社Serum Institute of India (SII)は慢性腎不全(chronic renal failure)治療薬と癌化学治療の副作用を抑制する薬を近くお披露目する。
ビジネス・スタンダードが11月30日報じたところによると、これらの薬品は何れも遺伝子組み換え製品で2008-09/2009-10年までに発売される見通しだ。
SIIのUmesh Shaligram取締役(生産担当)によると、慢性腎不全治療薬は英国企業Liposisからライセンスの提供を受ける。現在慢性腎不全の患者は1週間に2回ポリエチレングリコール(PEG)を注射せねばならないが、新製品は2週間に1度の注射で済む。新製品は毒性がなく、PEGに比べ薬効も優れている。PEGは20~30年継続して使用すると腎毒性を発症するが、新薬は生物分解される。
新製品は目下動物実験中で、1年内に人体実験を開始、2009-2010年の発売を目指す。新製品が発売された際には、SIIとLiposisは知的財産を共有することになる。慢性腎不全治療薬の世界市場は60億米ドルと見積もられる。
化学療法副作用の治療薬は白血球の増殖効果も発揮、その用法はC型肝炎のためのインターフェロン・ベースの薬品に類似していると言う。
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