【ムンバイ】米国拠点のマイクロ・プロセッサー・メーカー、Advanced Micro Devices Inc (AMD)は、全国農産物直物取引所(NSEAP:National Spot Exchange for Agricultural Produce)にインターネット接続用に開発した低コストなパーソナル・コンピューター『PIC(Personal Internet Communicators)』を提供、7500以上の農産物マーケッティング組織(APMC:agricultural produce marketing committees)のリンクを支援する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが12月2日報じたところによると、NSEPは全国のAPMCをリンクしたインド初の農産物直物市場。
AMDのHector Ruiz会長(社長/CEO兼務)がPIC200セットの贈呈式の席上語ったところによると、今回の提携の下、APMCに完璧且つ手頃なコンピューティング・ソリューションを提供する。これには広帯域接続や、農産物サプライチェーン上の農民・売り手・買い手向けに準備されたプレインストール・ソフトウェアが含まれる。これはまたAMDの『50ｘ15(2015年までに世界人口の50%にｲﾝﾀｰﾈｯﾄ接続便宜を提供する)』イニシアチブの一環でもある。
Financial Technologies India Limited(FTIL)及びMulti Commodity Exchange of India Ltd(MCEI)のJignesh Shah重役(MD)は、「この種のイニシアチブはインドの農産物取引をさま変わりさせる」と指摘した。