SEAnews 2005-12-16 ArtNo.36907

【チェンナイ】地場家電会社Videoconグループ傘下のAkai Consumer Electronics (India)Ltd(ACEI)は、2006－07年以降、毎年25％の成長を実現することを目指している。
ザ・ヒンドゥーが12月14日報じたところによると、ACEIのBesant Pande重役(COO)は同紙に以上の目標を語った。それによると、現在の成長率は15～17％で、今会計年度の売上げは400クロー(US$8695万)前後と予想される。売上げの80％はカラー・テレビジョン(CTV)で占められ、残りはDVDや冷蔵庫等、他の電子製品で占められている。
CTV市場におけるACEIのシェアは4.5％で、2年内に同シェアを7％に拡大するのが目標。販売網の拡張、製品供給の補強、ロードショーの開催、農村市場の開拓、ブランド・プロモーション等を通じて同目標を達成する。
このほどタミールナド州Chennaiにおいてサムライ商標のCTV3モデルを6490～1万2990ルピーで発売したACEIは、来年1月には別に一連の新製品を発売する。これらには、Samurai Thin、42インチ・プラズマCTV、ＬＣＤ等が含まれる。
ACEIはエントリー・レベルの忍者、ミッド・レーンジのブラック・ベルト、プレミアム・レーンジのサムライ、大型スクリーンのスモウ等、少なくとも4種類のサブ・ブランドを擁し、近くLCDのサブ・ブランドも紹介する。全ての製品はアカイが日本に設けた研究開発(R&D)センターで開発され、マハラシュトラ州のVideocon工場で製造される。集積回路(IC)やモールド等の主要コンポーネントは輸入している。
政府が消費税の免除を認めたグジャラート州Bhujに独自の工場を設ける可能性も検討しているが、実現までには2年を要すると言う。