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2005-12-21 ArtNo.36939
◆POSCO、オリッサ州鉄鋼プロジェクトを3期に分けて実行
【ブーバネスワル】韓国の鉄鋼メジャー、Pohang Steel Company (POSCO)取締役会は、オリッサ州Paradip近郊における見積もりコスト5万1000クロー(US$110.87億)、年産1200万トンの鉄鋼プロジェクトを年産各400万トンづつ3期に分けて建設する方針を決めた。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが12月19日報じたところによると、POSCOは18日以上のステートメントを発表した。今年6月にオリッサ州政府との間で取り交わした覚書の中でPOSCOは第1期分のキャパシティーを300万トンとしていたが、400万トンに上方修正した。また覚書では第1期分の目標完成期日が2010年6月とされていたが、こちらは2010年12月に繰り延べられた。遅延の原因はキャパシティーの拡大と設備機器の変化に伴うものと言う。第1期分のコストは37億米ドルと見積もられる。POSCOが独自開発したFinexプロセスが優先的に採用される予定だが、高炉プロセスも代替技術として検討される。
第1期分のキャパシティー400万トンの内訳は、150万トンがスラブ、250万トンが熱間圧延鋼で、これらの製品は国内需要と輸出需要に応じることになる。ちなみに覚書では第1期分の製品の全量(300万トン)がスラブとされていた。
鉄鋼プラント敷地の整備とJatadhariにおける港湾施設の建設は2007年4月に開始され、プラントの建設は2008年4月に着手される。
今年6月に州政府と覚書を交換、8月にインド子会社を設立したPOSCOは、これまでに同プロジェクトに5130万米ドルを投資した。去る9月27日にはプロジェクトに必要な3種類のライセンスを申請、11月23日には3556エーカーの政府用地に関わる通達が発せられた。民有地に関する通達も間もなく発せられる見通しと言う。
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