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2006-01-09 ArtNo.36964
◆デリー/ムンバイ空港再開発入札に偏向なし:検察長官
【ニューデリー】Delhi/Mumbai両空港近代化計画は技術審査を巡る紛糾で立ち往生しているが、政府から意見を求められたMilon K Banerji検察長官は、審査プロセスに問題はないとの判断を示した。
エコノミック・タイムズが1月5日報じたところによると、当初、Reliance/Essel group/DS Construction/GMR/GVK/Sterliteの6チーム全てが技術審査を通過したと発表されたが、やり直し審査の結果残ったのは、GMR-FraportとReliance-ASAの2チームのみだった。
財務コンサルタントを務めるABN Amroと法律顧問を務めるAmarchand Mangaldasが、技術審査を通過した2チームと業務関係を有することから、審査に偏向があったのではないかとの批判が生じたが、検察長官は、技術審査の合格基準として設定された80点以上をマークしたのは、GMR-Fraport combineとReliance-ASA combineの2チームのみで、審査に偏向はないとの判断を示した。
検察長官の報告によると、空港経営は高度な専門技術を必要とするため、政府が80点の最低適性基準を設けたことにも問題はない。
インド空港局(AAI:Airports Authority of India)の代表は、技術審査チームに含まれているため、AAIが独自の審査を行う必要はない。またAAIがそれ自身のパートナーを選考する技術入札の審査を行うのは中立とは言えない。
したがって技術審査を通過したのが譬え1チームであったとしても、問題はないと言う。
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