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2006-01-11 ArtNo.36982
◆SemIndia、南部に照準合わせファブ建設地物色
【インドール】海外在住インド人のコンソーシアム、SemIndiaは、インド南部に照準を合わせ30億米ドル半導体チップ製造施設の建設地を物色している。
ビジネス・スタンダードが1月7日報じたところによると、最近チップ・メジャー、Advanced Micro Devicesと提携しインドに半導体ファブを設ける計画を発表、紙上を賑わしたSemIndia創設者の1人、Vinod K Agarwal社長兼CEOは同紙に以上の消息を語った。それによると、候補地としてはアンドラプラデシュ州、カルナタカ州、タミールナド州が挙げられる。同氏の出身地マドヤプラデシュ州は工業開発がそれほど活発でなく、国際空港も存在せぬため、ファブを設けるのは難しい。またメガ投資計画を誘致するには、官僚と政治家双方の先見性も求められる。マドヤプラデシュ州政府はその公約に関わらず、工業化に必要なインフラの整備も成功していない。
資本集約的半導体チップ製造施設の建設に際してはロジスティクスが鍵になる。このため政府がパートナーを務め、ロジスティクス面の支援を提供する必要がある。
インドは2004-05年には半導体チップを組み込んだ電子製品4万5000クロー(US$100.76億)を消費しており、マイクロチップの需要は今後急増する見通しだ。Agarwal氏はインドを世界の主要な半導体チップ製造基地にすることを目指していると言う。
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