SEAnews 2006-01-13 ArtNo.37001

【ニューデリー】通信機器メーカー、Telsima Corporation(TC)はインドにカスタマイズされた広帯域ソリューションの製造施設を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月12日、TC社の11日の発表を引用し伝えたところによると、当面2000万米ドルを投じWiMaxベースの製品を開発するとともに、今年4月までにハリヤナ州Gurgaonのセールス＆サポート・センターを拡張する。ＴＣは既にカルナタカ州Bangaloreにデベロプメント・センターを設けている。
ＴＣのAlok Sharma社長兼CEOによると、同社の目標は次世代ワイヤレス／広帯域ソリューションを提供すること。またインドのような急成長する新興市場にエンド・ツー・エンドのネットワーク・ソリューションを提供する。取り分け人口稠密地帯におけるいわゆる『見通し外広帯域ワイヤレス・サービス(non-line-of-sight broadband wireless services)』を可能にするWiMaxベースのソリューションに照準を合わせる。
インドの広帯域市場の成長は中国には及ばないものの、2010年までには2000万人以上に拡大するものと見られる。ＴＣのRuchir Godura副社長によると、インドはWiMaxの最大市場になる潜在性を有し、同社は売上げの50％以上をインドで稼ぐことを目指している。
ＴＣはまたモバイル・ネットワーク用音声圧縮(voice compression)製品の提供も計画していると言う。