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2006-02-27 ArtNo.37264
◆5年後のチップ設計売上げUS$140億に
【ムンバイ】インドにおける『スマート装置(smart device)=組み込み製品(computer-embedded products)』の設計収入は2005年の32億5000万米ドルから5年後の140億米ドルに330%の成長が見込まれている。
ビジネス・スタンダードが2月24日報じたところによると、インド半導体協会(ISA:India Semiconductor Association)の委託を受け市場調査会社Frost and Sullivanが作成した報告書は以上のように見通している。それによると、製品会社のマージンが下降する中で、西欧や極東の企業は、携帯電話/高精細度TV/メディア・プレーヤー/その他のスマート装置の設計を海外に移転、インドがオフショア・デザイン・センターとして急速に台頭しつつある。
インドでは現在(2005)、約7万5000人のエンジニアがマイクロチップを組み込んだスマート装置の設計を手掛け、国内や海外の雇用主のために32億5000万米ドルの収入をもたらしている。
スマート装置(ハード/ソフトを含む)の設計コストは、通常のソフトウェア製品の設計コストの2倍にのぼるが、インド情報技術(IT)産業ソフトウェア・サービス収入全体の5分の1を占めるに過ぎない。
Frost and Sullivan IndiaのS Sabarinath上級アナリストによると、インドにおけるスマート装置設計ビジネスが急成長する背景としては、消費者用電子製品会社や通信機器会社が新製品の開発・商業化のプロセスを短縮し、そのコストを抑制するよう益々強い圧力を受けていることが挙げられる。
報告書によると、スマート装置の設計に携わるエンジニアの数は現在の7万5000人から2010年には28万6000人に増加するものと予想される。この種の領域におけるインドの世界的地位は、製造業領域における中国の地位に匹敵する。現在、インドでは上場会社約7社と数百社の中小企業が組み込み製品のハードウェアやソフトウェアの開発に携わっている。これらの企業にはWipro/Tata Consultancy Services(TCS)/HCL Technologies/Tata Elxsi/Sasken Communication Technologies/Moschip Semiconductors/Satyam Computer Systemsが含まれる。7万5000人のエンジニアの78%はソフトウェアの開発に、15%はチップの設計に、残りの3300人ほどは回路板の設計や装置全体の設計に携わっている。
SatyamのRavi Amur副社長によると、以上の予想成長率を実現するのに先だってインド企業は多くのハードルを乗り越えねばならない。その一つは益々多くの極東企業のニーズに応じなければならないこと。台湾製造業者の参入でゲームのルールが一変した。米国企業と異なり、台湾企業は部分的なデザインではなく、製品全般のデザインを手掛けられる企業を物色している。インド企業の多くはサービス・ベースのモデルを採用しており、この種のモデルでは、アウトソーシング契約の下に開発された製品デザインはアウトソーシング企業に帰属すると言う。
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