SEAnews 2006-03-13 ArtNo.37362

【ムンバイ】地元/二輪・三輪車メーカー、Bajaj Auto Ltd(BAL)は、2009年までに1500クロー(US$3.36億)を投じて年間車両製造能力を現在の350万台から510万台に拡張する。
ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが3月11日伝えたところによると、BAL取締役会は10日の会議で二輪車の年産能力を460万台に、三輪／四輪車年産能力を50万台に、それぞれ拡大する方針を決めた。必要経費は内部余剰金で賄う。
何れもマハラシュトラ州のAkurdiとChakanの既存工場の拡張は向こう3年間に段階的に進め、ウタランチャル州Pantnagarの年産100万台のモーターサイクル新製造施設は2007年までに、Chakanの三輪／四輪車新工場は2008年までに、それぞれ稼働させる。第1期プロジェクトではモーターサイクルの製造能力が2007年までに360万台に拡大される。Pantnagar工場は同社がマハラシュトラ州以外に設ける最初の工場だが、ウタランチャル州が提供する税制優遇措置の他、同社国内販売の40％を占める北部市場に位置し、周囲に多くの部品納入業者も存在する立地条件を配慮し、新工場を設ける方針を決めた。
投資額の一部は研究開発(R&D)や新モデルの開発、プロバイキング小売りチェーンの展開、Akurdiの学習センター等にも振り向けられると言う。