SEAnews 2006-03-15 ArtNo.37371

【ムンバイ】Reliance Communciations Ventures Ltd (RCoVL)取締役会は12日、Reliance Infocomm Ltd (RIC)／Reliance Telecom Ltd (RTL)／Reliance Communications Infrastructure Ltd (RCIL)の合併を含む再編計画を承認した。以上の発表を受けて上場後僅か5取引日のRCOVL株は13日、急騰した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、デカン・ヘラルド、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダードが3月13日報じたところによると、再編後、Anil Dhirubai Ambani Group(ADAG)のRCOVL持ち分は40％から63％に拡大、RCOVLの業態も持ち株会社(holding company)から現業会社(operating company)に変化する。
RCOVLは現在、RICの45.3％、RCILの45％、RTLの35.6％の権益を保持しているが、再編後には何れも100％に引き上げられる。RCOVLは、Ambani兄弟の紛争和解案に基づき、今年3月6日に上場された。
高裁を含む関係当局と株主の承認を待って2006年4月1日に発効する再編は、株式のスワップを通じて行われ、現金支出を伴わない。RCOVLの払い込み資本は610クロー(US$1.366億)から1022クロー(US$2.29億)に拡大、再編後の時価総額は、2006年10月10日の終値301ルピーをベースにすると、6万1000クロー(US$136.59億)に達する。ボンベイ証券取引所(BSE)におけるROCVL株価は13日、314.90ルピーでスタート後、一時は328ルピーの最高値をマークした。