【ニューデリー】GMR Energy Limited(GMREL)はウタランチャル州における140MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のAlaknanda水力発電プロジェクトを、Reliance Energy／Lanco Power／Nuziveedu Seeds等との競争に勝ち抜き落札した。
インディアン・エクスプレスが3月12日、GMRELのMadhu Terdal財務担当主任の言を引用し報じたところによると、GMRELは資本金の前納(upfront equity)と発電した電力の8％を無料でウタランチャル州に供給することを認めた。電力はウタランチャル州の他、ウッタルプラデシュ州、デリー州、パンジャブ州にも供給することができる。
プロジェクトは5ヶ月以内に着工される。建設地は有名な花の谷(Valley of Flowers)に近いChamoli県のヒマラヤ生物圏(ナンダデヴィ生物圏)に属し、1年の内4～6ヶ月が降雪期間のため、工期は通常の2倍の6年に達する。また第5地震帯(Seismic Zone V)に位置するため、国内及び国際基準を満たす最高度のダム工学設計と安全対策が求められる。このためトップ・レベルの地元コンサルタント及び国際コンサルタントを指名し、こうした要求に応じる。
GMRELはウタランチャル州の他、アルナチャルプラデシュ州でも発電事業を計画していると言う。