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1995-11-01 ArtNo.3741
◆＜星＞ウエハー・パーク建設で５６３工場に立ち退き命令
【シンガポール】シンガポール政府は月曜(10/30)ウッドランズ・インダストリアル・パークＤ(14.1ha)に入居する563社に、同地をウエハー・ファブリケーション・パークの開発に使用するするため、1997年第1四半期までに立ち退くよう通知した。
ジュロン・タウン公社(JTC)のリム・ネオチアン重役(CEO)がこの日記者会見し明らかにしたところによると、10月1日付けでウッドランズ・パークＤを管理下に置くＪＴＣは、同パーク内の既存テナントをウッドランズ周辺の代替施設に移転させるとともに、影響を受ける企業に立ち退き期限まで通常の営業を維持できるよう保証する。立ち退き補償についてはＨＤＢ(住宅開発局)リロケーション・パッケージが基準にされると言う。ＨＤＢショップ・ハウスの立ち退き補償は1店当たり3万8000Ｓドルだが、この点に関しリム氏は「それは単なる最低基準で有り、工場施設の建設コスト等も配慮されねばならないだろう」と補足した。
シンガポール政府は先月初めに新たに18.4ｈａの土地を取得し、ウエハー・ファブリケーション・パークを拡張する計画を発表しており、今回の措置で追加される面積は32.5ｈａとなった。 食品加工、エンジニアリング、スチール加工等に関わるウッドランズ・パークＤのテナントらは、突然の立ち退き通知にいずれも驚きを表明していると言う。(ST,BT,LZ:10/31)
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