SEAnews 2006-03-31 ArtNo.37466

【ニューデリー】伊藤忠商事はAnsal Housing & Constructionとの50：50の合弁事業Capital Carsに対する出資率を10％ポイント引き上げる計画だ。
エコノミック・タイムズが3月30日報じたところによると、90年代に設立されたCapital Carsはホンダ車のセールス・サービスの他、法人向け損害保険の代理業務等を手掛けている。伊藤忠はモーリシャス・ベースの完全出資子会社Automobile Investmentを通じて払込資本12クロー(US$269万)の合弁会社に出資しているが、伝えられるところによると、10％の追加権益に3.7クロー(US$83万)を支払うことで、パートナーと合意したもようだ。買い取り価格は1株当たり31ルピーと、10ルピーの額面に対して21％のプレミアム付き。
Capital Carsは現在、デリー地区Vaishaliにセールス及びサービス・センターを設けているが、20クロー(US$448万)を投じて新センターを設けることを計画している。これにより売上げは2倍に拡大するものと予想されている。
伊藤忠はアフター・セール・サービス及びテクニカル・ワークショップ関連の施設を設け、関係技術を合弁会社に移転すると言う。