SEAnews 2006-03-31 ArtNo.37471

【ジャムナガル】Reliance Industries Ltd(RIL)はグジャラート州Jamnagarにおける2万7000クロー(US$60.46億)の製油所プロジェクトの戦略パートナーを物色している。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレスが3月29／30日報じたところによると、交渉相手は米国のエネルギー・メジャー、ChevronとExxonMobilのもようで、巷間では目下米国訪問中のMukesh Ambani会長がChevron幹部と関係協議を進めていると噂されている。しかしRIL筋はコメントを控えている。
RILは年間処理能力2900万トンの新製油所に原油を供給すると同時に、製品の一部を引き取るパートナーを求めているものと見られる。RILは子会社のReliance Petroleum Ltd (RPL)を通じてJamnagarの特別経済区(SEZ)に新製油所を設ける。輸出志向ユニットとして設けられる新製油所は、製品の大部分を輸出せねばならない。RILは米国及び欧州市場にその製品を売り込むことを目指している。
新製油所はガソリンの生産量を拡大するため水素化分解装置を装備するものと見られる。RILの既存製油所は同装置を保持していない。