NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2006-05-03 ArtNo.37641
◆昨年の石油製品国内販売0.8%ダウン
【チェンナイ】インド経済は昨年8%を超える高度成長を達成したにも関わらず、石油製品の消費は横ばいにとどまった。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが4月27日報じたところによると、2005-06年の石油製品の国内販売量は9457万トンと、前年の9537万トンに比べ0.8%下降した。国内消費量が最も大きいディーゼル油の販売量は4012万トンと、前年比1.4%の伸びにとどまったが、航空タービン燃料(ATF)の販売量は前年比17%の増加を見た。
ディーゼル油の消費がほとんど横ばいだったことに政府も石油業界も驚いている。石油業界筋は石油消費全体のマイナス成長やディーゼル油の横ばいの原因として様々な要因を指摘している。取り分け公衆流通システム(PDS:public distribution system)下の灯油(PDS kerosene)がディーゼル油の代用として用いられたこと、総選挙に伴い2004-05年の消費量が異常に高かったことの2点が、2005-06年のディーゼル油消費の伸び鈍化の主因と見られている。
この他の可能な原因としては、道路事情の改善等に伴う運輸業界の効率アップ、長距離貨物輸送の鉄道へのシフト、バングラデシュやネパール国境地帯における密輸入の増加、モンスーン降雨量増大に伴う農業部門のディーゼル油消費下降、火力発電所における石油燃料消費の低下が指摘されている。
また値上がりに関わらずATFの需要が拡大した理由としては、石油各社が高値に乗じてATFを積極的に増産したこと、航空輸送の成長加速、外国航空会社のインドにおける補給拡大が指摘されている。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.