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2006-05-03 ArtNo.37643
◆多くの州が深刻な電力不足に直面:Assocham
【ニューデリー】インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)が国内の主要州における電力事情を調査したところマハラシュトラ州/ウッタルプラデシュ州/ハリヤナ州/マドヤプラデシュ州/ビハール州等が深刻な電力不足に直面していることが確認された。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが4月28日伝えたところによると、2006年4月半ばまでの時点で例えばマドヤプラデシュ州/グジャラート州/ハリヤナ州等の電力不足(energy deficit)は8~27%、インドで最も工業化されたマハラシュトラ州のそれは20%に達する。換言すれば、マハラシュトラ州における不足は17億ユニット、ピーク時のそれは4200MW(メガワット)以上にのぼる。このため同州は1日平均6~7時間の負荷制限(load shedding)を行っている。
マドヤプラデシュ州の電力需要は30億5000万ユニットにのぼるが、供給可能量は23億ユニットに過ぎず、26%以上の不足に直面している。グジャラート州の電力需要は55億ユニット、供給可能量は47億8000万ユニットで、不足はほぼ13%となっている。
地域別に見ると、工業化が進んだ西部地区では需要が200億ユニットに達するのに供給可能量は160億ユニットにとどまり、17%の不足となっている。
これに対して北部地区の不足は12億ユニット/8%で、デリー州/ヒマチャルプラデシュ州/ラジャスタン州の状況が比較的良好であるのに対してウッタルプラデシュ州/ジャム&カシミール州/ハリヤナ州/パンジャブ州の不足が深刻で、取り分けビハール州の不足は最悪の40%に達している。東部地区の電力不足も約7%と比較的軽微となっている。
南部地区の不足は1%未満と良好で、アンドラプラデシュ州/カルナタカ州/ケララ州/タミールナド州の不足は最も軽微と言う。
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