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2006-06-28 ArtNo.37978
◆SEZ発電事業事業巡りAmbani兄弟の紛争再燃
【ニューデリー】Mukesh Ambani氏に率いられるReliance Industries(RIL)は、Haryana SEZ内に2000MW(メガワット)のキャプティブ発電施設を設けることを計画しているが、同発電所で生産された電力は、決してキャプティブ用途にのみ使用される訳ではなく、最終的にSEZ内の他の企業に商業ベースで販売されるものと見られ、弟のAnil Ambani氏に率いられるReliance-ADAG Groupとの間で結んだ契約の非競争条項に違反することになる。
エコノミック・タイムズが6月26日伝えたところによると、非競争条項の下、RILはキャプティブ用途の発電しか手掛けることができない。仮に40~60%の負荷率(load diversity)をベースにしてもキャプティブ用途のプラントのキャパシティーはせいぜい700MW前後と見られる。RILは2000MWの発電所で生産した電力を非競争条項に違反することなく、如何に用いることができるのかが問題になる。
一方、ADAGは非競争条項第2条の『ガス-電力プログラム』の下、ガス・ビジネスあるいは石炭ベースのメタン・ビジネスを手掛けることができる。ADAGはまた単独もしくは合弁方式により政府のプログラムにも参加できる。これらのプロジェクトは基本的にキャプティブ用途のものだが、ADAGは余剰を売却することも認められる。しかしその場合RILは第1拒否権を行使できる。
パイプラインに関してもADAGはキャプティブ用途のパイプラインを設け、その発電事業に燃料を供給できる。この場合も余剰キャパシティーをサード・パーティーに販売できるが、やはりRILに第1拒否権が認められる。
ADAGはデリーとムンバイにおける送配電ビジネスを手掛けているが、同社はこれらの市場を都市ガス供給プロジェクト用に留保している。ADAGの石油天然ガス省に対する都市ガス事業申請は、これらの市場を対象にしたもので、Ambani氏兄弟の協定のスケジュール1に基づいていると言う。
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