SEAnews 2006-06-28 ArtNo.37981

【チェンナイ】インド政府は来年末までに1万8500クロー(US$40.31億)を投じて全国に25の繊維産業パークを開発、50万人の就業機会創出を目指す。
デカン・ヘラルドが6月24日伝えたところによると、E V K S Elangovan国務相(繊維担当)は23日、『統一進歩連合(UPA:United Progressive Alliance)政権の産業・商業領域における成果』と題して講演、以上の計画を明らかにした。
それによるとこの内9つの総合的な繊維産業パークが既に設けられている。中央政府は、技術向上基金(TUF:Technology Upgradation Fund)を設け、繊維産業が先進技術を導入するのを支援しており、2006年3月31日までに5031件、合計4万3293クロー(US$94.34億)の投資プロジェクトが同スキームの適応を申請した。
2005－06年を通じて20件、投資額凡そ50クロー(US$1089万)の手織り機クラスターが設けられた。さらに100件、同様のクラスターを設けることが予定されている。またNational Textile Corporation(NTC)傘下の52工場の内22工場を75クロー(US$1634万)を投じて近代化、NTCを再建する。ちなみに近代化されるNTCの22工場の内、3工場がタミールナド州に位置している。また中央政府により認可された9件のパークの内、4件もタミールナド州Tiruppur／Erode／Palladam／Cuddaloreに設けられる。
繊維産業省は、UPA政権の『共同優先プログラム(CMP:Common Minimum Programme)』のビジョンを成功裏に実行し、非凡な成果を達成した。繊維製品の輸出額はインドの輸出品中第2位にランクされる。2006－07年には、約3万クロー(US$65.37億)の投資が見込まれ、これにより2010年までに1200万人の就業機会が創出される見通しと言う。