SEAnews 2006-07-05 ArtNo.38024

【ムンバイ】マドヤプラデシュ州Sasanとグジャラート州Mundraにおける各4000MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のウルトラ・メガ発電プロジェクト(ultra mega power project)に資格審査(RFQ:Request For Qualification)書類を提出した内外の企業中13社が同審査を通過した。
インディアン・エクスプレスが7月3日伝えたところによると、Tata Power／Reliance Energy／NTPC Ltd／AES India／CLP Power India／L&T／Torrentは両プロジェクトの審査を通過した。
入札提案依頼書(RFP:request for proposal)を提出する資格を認められたこれらの企業は、今年11月22日までにウルトラ・メガ発電プロジェクトの結節機関(nodal agency)を務めるPower Finance Corporation (PFC)に価格入札(final bids)書類を提出、PFCは今年12月31日までに落札者に契約を発注するものと見られる。
Sasanプロジェクトの資格審査を通過したものには、GMR-China Light Power Consortium／NTPC Ltd／AES India／Sterlite Industries／Tata Power Company (TPC)／Reliance Energy Generation (REG)／L&T／Globeleq Singapore Pte-Lanco Infratech consortium／Essar Power／Torrent Power AEC／Jindal Steel & Power／CESCが含まれる。
Mundraプロジェクトの資格審査を通過したものには、CLP Power India／AES India／TPC／REG／Sterlite Industries／Essar Power／L&T／Lanco-SNC Lavalin International Inc consortium／住友商事／Torrent Power／Adani Exports-IDFC consortium／Khanjee Holdings (US)-General Meditarranean Holding-TXU consortiumが含まれる。
電力省筋によると、RFP草案は既に回覧されており、有資格の入札者は7月4日乃至5日までに同草案に対する意見を述べることができる。これらのものは7月15日以降、RFPを取り寄せ、11月22日に最終入札を行う。PFCは12月31日までに最終落札者に契約を発注できる見通しだ。
PFCは間もなくオリッサ州とアンドラプラデシュ州におけるウルトラ・メガ発電プロジェクトについてもRFQ書類の提出を求めるものと見られる。入札希望者は8月31日までにRFQ書類を、また来年2月15日までにRFP書類を、それぞれ提出、PFCは来年3月31日までに落札者に契約発注するものと予想されると言う。