SEAnews 2006-07-07 ArtNo.38029

【ムンバイ】Tata Steel Ltd(TSL)は向こう10年間に7万クロー(US$152.54億)の資本支出を行い、年間製造能力を3000万トンに拡張する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレスが7月5／6日報じたところによると、TSLのRatan Tata会長は5日催された年次総会の席上、以上の計画を語った。それによると、上記の額には設備拡張、企業買収、新規プロジェクトのための支出が含まれ、向こう2年間には500クロー(US$1.09億)の通常の資本支出を行う他、優先株の発行を通じ約6500クロー(US$14.16億)を調達する。
バングラデシュにおける30億米ドルの投資計画に関しては、目下のところバングラデシュ政府から如何なる回答も得ていない。
ジャールカンド州Jamshedpur工場の年産能力は1800万トンに拡大される。南アフリカにおける440クロー(US$9588万)のクロム鉄プロジェクトは、既に必要な全ての認可を得ており、1ヶ月以内に着工され、向こう24ヶ月以内に完成する。向こう数年間に一連の付加価値製品とブランド製品を紹介することを通じて、コスト上昇に対処する。あらゆる手段を尽くして鉄鉱石等の原料供給を確保し、ジャールカンド州／オリッサ州／チャッティースガル州における3つの新規プロジェクトを完遂すると言う。