【アーマダバード】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点のNandan Biomatrix Ltd(NBL)は、3年内にグジャラート州にバイオ・ディーゼル製油所8工場を設ける計画だ。
ビジネス・スタンダードが7月24日報じたところによると、見積もりコスト各8クロー(US$171万)の8製油所は、ヤトロファ(Jatropha/和名サンゴアブラギリ珊瑚油桐)の種から年間1万メートル・トンのバイオ・ディーゼルを製造する。
NBLのC S Jadhav取締役(ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ)によると、同社はフランチャイズ方式によりヤトロファの栽培と収穫をアウトソーシングする。NBLはこの種の方式により、2007年3月までにグジャラート州において3万5000～4万エーカーの栽培を開始、2008年3月までに7万エーカー、2009年3月までに10万エーカーに拡大する。向こう3年間に全国規模で60万エーカーの土地にヤトロファを栽培、今年だけで25万エーカーの栽培を目指す。収穫は様々な段階に分けて行われ、1万2500エーカーの栽培地ごとにバイオディーゼル製造施設1ユニットを設ける。グジャラート州には研究開発(R&D)施設も設ける計画で、中国林業科学院(Forestry Academy of China)及びAustrian Biofuels Instituteと技術提携していると言う。