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2006-08-07 ArtNo.38230
◆新Navi Mumbai空港建設計画、年内に離陸
【ニューデリー】民間パートナーへの移管を通じ成功裏にDelhiとマハラシュトラ州Mumbaiの2空港を法人化したインド政府は、ムンバイ近郊に別に新空港を設ける準備を加速している。
エコノミック・タイムズが8月4日伝えたところによると、第1期工事だけで2500クロー(US$5.34億)近い投資を必要とするプロジェクトの入札書類は今年末までに完成するものと見られる。
新空港はNavi Mumbaiに建設される見通しで、政府は国際民間航空機関(ICAO: International Civil Aviation Organisation)の報告を待っている。ICAOは野心的プロジェクトの様々な技術的側面を点検している。
Praful Patel民間航空相によると、ICAOは1ヶ月以内に報告を行うものと見られる。既存空港の拡張後も増大する航空輸送需要を満たすことができないため、政府は新空港を早期に建設する方針を決め、競争入札により民間部門に新港港の建設を委ねる計画だ。
政府がムンバイに新空港を建設する際には、既存空港の近代化計画を請け負ったGVK-South African Airportsコンソーシアムに優先権が認められる。政府はICAO報告書を検討した後、新空港の正確な建設地を決める。有力候補地のNavi Mumbaiには2つの経済特別区(SEZ)の建設も予定されている。建設地の決定に際しては、マハラシュトラ州政府に最大の発言権が認められる。
新空港建設の条件はカルナタカ州Bangaloreとアンドラプラデシュ州Hyderabadの空港建設の条件と類似したものになると見られる。相違点はバンガロールとハイデラバードの場合、新港港が開港した際に旧空港における民間航空の運航が停止されるのに対し、ムンバイの場合は新空港開港後も旧空港における民間航空の運航が続けられること。
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