NNNNNNNNNNNNNNNN
回光返照 SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
Let's turn the light inwards, illuminate the Self.
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
About Us Your Comment
2006-08-18 ArtNo.38281
◆地元IT企業、多国籍企業の2倍以上の成長実現
【ニューデリー】インドの地場情報技術(IT)企業は30%以上の成長を遂げ、多国籍IT企業の12%の伸びを遙かに上回っている。
エコノミック・タイムズが8月12日報じたところによると、CSC/Atos Origin/EDS/Cap Gemini等の多国籍IT企業は、規模の点ではTCS/Wipro/Infosys等の地元IT企業を上回るが、多国籍IT企業の成長率は地元IT企業のそれを遙かに下回っている。
グローバル・ソーシング顧問会社TPIによると、地元企業の獲得した契約の多くは1億米ドル以下だが、この種の契約が向こう12~24ヶ月間に更新される1000億米ドルのアウトソーシング契約の20%を占めることになる。また向こう2年間に更新されるアウトソーシング契約の40%、したがって400億米ドルはインドのようなロー・コスト地域に振り向けられる。
ITコンサルタント会社TholonsのAvinash Vashistha重役(CEO)は、「数十億米ドルの契約を1社に与える時代は終わり、企業はアウトソーシング先を分散している。このためより俊敏なインドのベンダーがオフショアITサービスのパイを獲得する上で伝統的なテクノロジー・サービス・ジャイアンツより有利になっている」と語る。
TPI IndiaのSid Pai重役(MD)は、「一部の多国籍企業はグローバル・ソーシング戦略の転換が遅れているが、この種の企業は高い代価を支払うことになるだろう」と指摘した。
市場調査会社Gartner IndiaのAdds Partha Iyengar副社長は「最も成長の遅いインド・ベンダーも15~20%の成長を遂げている。多国籍ベンダーはロー・コスト・デリバリー・モデルの構築が遅れており、向こう12~24ヶ月に関してはインド・ベンダーは明らかに多国籍ベンダーに対して有利な地歩を固めている」とコメントした。
IBM/Accenture/EDS等は既に数年前からインドに足場を築いているが、他のグローバルITサービス・ベンダーのほとんどは、まだインドにプレゼンスを有しない。
某多国籍ベンダーの幹部は「多国籍企業はこれまで垂直指向もしくは特定の国に偏重するきらいがあり、大手ITベンダーも大規模契約を追い求めてきた。しかし今やグローバル・ソーシングが潮流になっており、契約を小片に分割して多くのベンダーに発注するのが主流になっている。インドの地元ベンダーはこうした潮流に乗っている」と語った。
しかしTPIのPai氏によると、多国籍ITベンダーも世界的に良好な足場を固めつつあり、ブラジル、フィリピン、そしてインドにおけるプレゼンスを築いている。こうしたベンダーはロー・コスト・デリバリー・ゲームでインド・ベンダーに追いつくことができる。一方、インド・ベンダーはより大きな契約の獲得を目指す時機が来ている。この種の契約はアウトソーシング顧客の人員や資産を引き受けることから当然リスクも高まると言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.