SEAnews 2006-08-23 ArtNo.38308

【ニューデリー】地元のネットワーキング及びシステム統合会社Spanco Telesystems and Solutions Ltd(STSL)は、マハラシュトラ州Mumbai拠点の自動認識及びデータ取得(AIDC:automatic identification and data capture)技術会社SkandSoft Technologies Private Limited(STPL)の51％権益を買収した。
ビジネス・スタンダードが8月19日伝えたところによると、STSLのKapil Puri会長兼MDはこのほど以上の発表を行った。それによると、同社の無線自動識別(RFID:radio frequency identification)及び関連ビジネスの60％は政府方面からのもので、最大規模のRFID契約の1つは米国国防省から獲得している。STPL権益買収は、航空・国防領域に強力なプレゼンスを有するSTSLのビジネス・ポートフォリオ拡大につながる。STPLもSTSLとの提携を通じてAIDC国際市場の開拓を加速できる。
一方、STSLは、オマーン拠点のGolden key Solutionsと合弁会社を設け、西アジアのネットワーク統合及び情報技術(IT)ソリューション市場を開拓することを計画している。STSLが51％出資する予定の合弁会社はオマーンを拠点にし、ドゥバイやカタールのBPO企業の買収を図る。STSL株主は既に同合弁事業を承認しており、STSLは西アジア事業を立ち上げるため27.88クロー(約US$600万)の予算を組んでいると言う。